悪鬼デッキの最大の弱点。それは悪鬼に頼りすぎるため、悪鬼を除去られると負け必至、という状況になること。どんなに火力を引いても、せいぜい10〜12点くらい削れば「よく頑張った!お前はよく戦ったよ!」ってくらい呪文が弱い。軽いから。
《窯の悪鬼》デッキに除去耐性をつけるべく、《投げ飛ばし》を入れようかと思って検索したんだけど、こんな事が書いてあった。
《窯の悪鬼》のパンプアップ能力は、呪文を唱えたときにスタックに乗るので、《投げ飛ばし》の追加コストに《窯の悪鬼》を選んだら、《投げ飛ばし》分のパンプアップはせず、そのまえのパワーを参照する。
まあ、コストは唱える前に支払うものだから、それは分かるんだけど。気になったのは、
誘発型能力 もスタックに乗る(重要)ってこと。
ってことは、だ。
たとえば。場に《窯の悪鬼》がいて、《定業》を唱えたとする。スタックには下から、《定業》、パンプアップの順で並ぶ。もしこの時、インスタント除去を撃たれたとしたら・・・。
《定業》、パンプアップ、《除去》の順。
この後、たとえ《投げ飛ばし》たとしても《定業》分のパンプアップは起こらない。
その後、《稲妻》を唱えたとしても。こうなる。
《定業》、パンプアップ、《除去》、《稲妻》、パンプアップ2。
パンプアップ2を解決後に(能力解決したあとって優先権発生するの?)
、もしくは《稲妻》解決後に《投げ飛ばし》なら4点ダメージ。
あんまり美味しくない。
きっとあなたも思ったはずだ。
「まぁ2マナ4点火力は魅力的だけど。その後、どうするの?《窯の悪鬼》いなけりゃ勝てないんでしょ? 7点とか10点なら話は別だけどね」と!
何が言いたいかって言うと、
相手がパンプアップ待ってくれなきゃ《投げ飛ばし》は大砲にはならない!ということ。
悪鬼デッキにおける《投げ飛ばし》に与えたい役割は、長引いた対戦を勝ちに導く大ダメージ砲弾! 理想としては「10点」現実的には「7点」。
7点ダメージなら、その後火力でちまちま削って勝てる可能性が出てくる!運が良ければ。
多くの対戦相手が、《定業》や《ひずみの一撃》のパンプアップを見送ってから インスタントの除去を唱えるのが、気になっていた。もし、見送ってくれたら、
《定業》、パンプアップ、→解決、パワー4
《ひずみの一撃》、パンプアップ2→解決、パワー8(ひずみの一撃で+1)!
アタックします、 除去撃つんですか!?
じゃあ《投げ飛ばし》で。 となる。
アタックした時点で、8点の《投げ飛ばし》は保証されていることに!!!(当然マナがあればですが)
《窯の悪鬼》+《投げ飛ばし》の対策は簡単です。
《窯の悪鬼》を相手にする機会があるなら。そしてあなたの手札に除去があるなら。
パンプアップはさせちゃいけない!
特にマナが伸びてきたらっ!
書いてて思った。・・・《窯の悪鬼》こええー。
まだ見ぬ《窯の悪鬼》のポテンシャルを垣間見たよ・・・。
ファイレクシアシンボルの0マナ呪文が出たら、どんなデッキになるだろう・・・。
どきどき。
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